「OZ」にはかつて大きな戦乱があった。いにしえよりの言い伝えによればそれは、
かつての4支配者の一人が全世界相手におこした戦いだったともいう。とにもかくにも
「OZ」の2/3が炎に包まれた…。その戦乱の時に大いなる敵に立ち向かった者の中に
はその能力を奪われてしまったというものも数多い。それらは“封印持ち”と呼ばれ、
かつての戦いでの功績も含めて、いくつかの特権が与えられていた。
カカシ
謎の案山子:「大地に潜みし地の精霊よ!今こそ我が声を受け、その大いなる力の片鱗
を我に与えよ!」
ポットマン
陶瓶人A:「わわわ、?この重圧はなんだにえー!?」
カカシ
カカシ
陶瓶人B:「あ、あれだびー!案山子だびー!でもなんで案山子がびー!こ、こんな力
をびー!?」
陶瓶人C:「あ、あの胸のプレートは‥‥あ、あいつ“封印持ち”だしー!!」
陶瓶人A,B,C:「あわわわわわわわわわー!!!」 ちゅどどどーん!!
少女:「‥‥‥な、なにがおこったの?あの案山子さんは一体?‥‥‥」
謎の案山子:「‥‥‥‥生きてるか?」
少女:「ボ、ボク?うん、いや、はいっ!生きてます!‥‥‥た、助けてくれてありが
と、案山子さん。」
謎の案山子:「フッ‥‥礼?礼なんかいいぜ、あんたを召喚したのはこのあたいなんだ
からな。」
少女:「えーーーーー!?じゃ、じゃボクがこんなところに来たのは案山子さんのせい
なの?」
イースト ウィッチ
謎の案山子:「そうさ、“封印持ち”のあたいにとっちゃ“東の魔女”の生まれ変わり
のあんたが必要なんだ。」
イースト ウィッチ
少女:「“封印持ち”?“東の魔女”?なんなの?なにがどーしてどーなってるの?」
謎の案山子:「‥‥うるさいね、あたいはスケア、魔法使いさ。ワケあって今は案山子
だけどね!」
シドウ
少女:「ボ、ボクは紫藤その子‥‥北海道の高校生‥‥ってもわかんないだろうケド」
オズ
ドロシー
スケア:「この“OZ”に来たからにゃーあんたは“異世界人”なんだよ。」
その子:「そ、そーゆーものなの?‥‥ね、案山子さん、」
スケア:「スケア!」
イースト ウィッチ
その子:「‥‥ごめんなさい、スケアさん、さっきボクが“東の魔女”の生まれ変わり
だって言ってたけど、それっていたいどーゆーコト?」
スケア:「ふふん、それはね‥‥‥‥‥」 |