オリジナル作品『龍の國』より
神仙龍『征羅』



 実は漫画家になりたくて漫画ばっかり描いていたことがありました。今でもあんまり生活は変わんないですが、その時に描き散らかした漫画の中にもプロットのみで終わったものが数多く有ります。そのうちの一つが、この「征羅( せいら ) 」 の登場する『龍の國』です。ま、お話はよくあるやつで近未来または超古代の宇宙です。ある星に不時着した宇宙パイロットの主人公はそこが、爬虫類、特に龍そっくりの二足歩行生命体「龍類(ろんるい)」の星であることに気付きます。自分のような人類ではとって喰われてしまうのではと心配しますが意外にも下にも置かぬ大歓迎を受けます。いぶかしむ主人公の目の前に現れたのが「征羅」率いるこの星の支配組織でした。征羅は主人公にこの星の重大な秘密を打ち明け自分の仲間になるように薦めますが、そこに黒い龍人に守られたもう一人の別の人間が登場、主人公をめぐっての対立が始まる・・・・・ 。 ってな感じです。
 征羅は龍類しか住まない星で生き神として崇め奉られている存在で、一応「龍」と呼ばれてはいますが立派な人間です。ただちょっと超能力のたぐいがつかえるくらいで(^^;) このモデルはそんな征羅が戦っている最中を立体化したものです。


 
全身です。 後ろから

 
バストショット これも後ろから

 
横からです
制作データを少々。

 ほとんどファンドのかたまりです。肩のアーマーもファンド製。束ねた髪もファンドのムク。そら初めはむちゃくちゃ重い。中をくりぬいてようやっと立つようになりました。アーマーのレンズのようなものはエポキシ接着剤で。C−レンズかなんかつかえば良かったかも。腕、脚と胴体と言う感じで分割して作成します。バランスを見ながらやりましょう。さもないとこの作品のように最後の最後で頭でっかちに感じてしまうことになります(;_;) 

 塗装は田宮のアクリル塗料。髪の一部にエナメルのクロムシルバーを使ってますが他は全部アクリル。レオタードや ブーツは限りなく黒に近いグレーの上に何度もクリアブルーを塗ったくっています。青みがかったぬらぬらとした光沢を感じていただけますでしょうか。 

 目にはモールドがありません。描いただけ。アップを見てもらえばわかると思います。間のびしちゃいました。鼻ももう少しシャープにするはずだったのですが・・・。 


 
正面から アップにしてみました

 
 
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