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「OZ」において、異世界より何者かがやってくることはそう珍しくない。魔法と科
学とが混然一体となったこの世界においては「召喚」は日常茶飯事であったし、そうい った空間のゆがみにひっかかる間抜けな者も、異世界には多かったからである。しかし その異邦人は奇妙であった。少女は、「OZ」における如何なる種類とも違う服装であ り、また得体の知れない道具をかかえていた。 少女:「‥‥‥ったく、一体何がどうなって‥‥‥!?ここはどこ?え?ボク一体!?た
ポットマン
ドロシー
少女:「え!?なに?なになになに!?ボク何かした?ちょっと!その危険で怪しげな
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